ゆかりの沿線スポット

松原八幡神社

  • 神社
戦国時代、寺社が兵を持っていることは珍しくありませんでした。「灘のけんか祭り」で知られる「松原八幡神社」も寺社勢力を持っていた神社のひとつ。
豊臣秀吉と毛利軍・別所長治(べっしょながはる)の戦の際、松原八幡神社は双方から援軍を依頼されましたが、選択できませんでした。勝利した秀吉は加勢をしなかったことを怒り、神社を芝原(現:姫路市豊沢)に移すよう命じましたが、松原八幡神社を敬う官兵衛は存続を嘆願し、存続を許されました。(千石あった寺領は六十石に減らされました) 官兵衛は、神社復興の際に拝殿を寄進したほど、松原八幡神社への敬神が厚かったと伝えられています。

松原八幡神社

料金(入場料)
なし
アクセス
白浜の宮駅」南西 徒歩約3分
近隣のゆかりのスポット

黒田職隆廟所 官兵衛の父・職隆が眠る場所。職隆は、温厚で聡明な人物で知られ、今でも地域の人々はこの場所を「筑前さん」の愛称で呼ぶほど。


黒田職隆廟所

母里太兵衛生誕之地 大杯の酒を飲み干し、福島正則から名槍・日本号を賜った、民謡「黒田節」で有名な母里太兵衛。「黒田八虎(くろだはっこ)」の一人で、常に先陣を切った槍の名手。


母里太兵衛生誕之地