インタビュー社員インタビュー
※社員の所属や掲載内容は取材当時のものです。
働きやすい職場環境づくりの
一翼を担う、やりがいのある場所。2008年入社
(株)山陽百貨店出向 業務本部
- 就業までの経緯
- 2008年3月に大学を卒業。入社後は総務本部(現経営統括本部)において総務・広報担当、人事担当、グループ営業推進・IT推進担当を経て、2020年5月に(株)山陽百貨店へ出向。
同社の総務を担当後、2021年9月より同社の人事労務を担当。
現在の業務について大事なこと、留意していること
給与計算・社会保険関係、税金関係、入退職者関連といった人事・労務管理を担当しています。ルーティン業務も多いですが、突発的なトラブル処理も行うため、労働関係法令等の業務知識と、人に対する柔軟な対応力をバランスよく持ち合わせることが重要だと思います。
山陽百貨店では、少数精鋭で効率的な事業運営を行っているため、自ら裁量する案件が非常に多いです。その反面、責任も伴うので、より的確な判断が求められます。
担当業務のほか、状況に応じて売場応援(催事や中元歳暮等での接客)も並行して行います。常に時間との戦いになるので、仕事の優先順位や胆となる部分での正確性を意識しています。
業務におけるやりがい、おもしろさ
山陽百貨店には、従業員が約400名おり、さらに取引先を含めると1,200名以上の方々が勤務されていますが、その一人一人に家族とその生活があります。入社から退職までの間、従業員に寄り添い、少しでもこの会社で働いてよかったと思ってもらえるように努めることが、この仕事の醍醐味や難しさだと思います。舵取り一つで会社の雰囲気が大きく変わる。そのような責任を持った部署だと実感しているので、現状を把握し、些細な変化も見逃さないよう、日常的な対話を大事にしています。
人やお金に直接的に関わる業務を行うので、失敗できないプレッシャーを感じますが、働きやすい職場環境づくりの一翼を担えることにやりがいを感じます。
困難を乗り越えたエピソード
山陽百貨店に出向し、山陽電車による山陽百貨店の完全子会社化への対応を行いました。山陽百貨店は従来ジャスダック市場に上場していましたが、親会社である山陽電車とより連携し、中長期的な視点から事業を推進していくために株式公開買付を受けて上場廃止を行うスキームでした。情報漏洩なく書類作成や取締役会運営を行うことに苦労したほか、結了までの間、弁護士や会計士等の専門家と毎日のように意見を交わし、会社法や金商法に則した対応を行いました。
また、自身にとって新たな職場環境でもあったため、まずは様々な仕事を引き受け、オープンに接することで、社風や各役職者の職務内容を掴み、人間関係を築くことを心がけていました。こうした業務を通じて、自身の中で不透明だった百貨店の全体像が徐々に鮮明となり、仕事のおもしろさや奥深さを感じました。
今後の目標
中堅社員として過ごしたこの数年は、毎年変化の連続でした。
2017年から2年間は経営統括本部において、鉄道とアニメのコラボ企画やイベント協賛に携わり、2020年からは百貨店で完全子会社化への対応、今年は人事労務を担当するなど、新たな課題に挑戦する日々を楽しんでいます。今後も目前の仕事に最善を尽くし、知識と経験を積み重ねていきたいです。
また、仕事を進めるうえで、周囲との相互協力は大切だと感じています。そのため、今まで総務・広報や人事として社内で人間関係を築けたこと、グループ営業推進担当として社外の方々と仕事ができたことは幸運だったと思っています。これからも新たな出会いを大切にして、視野を広げていきたいと考えています。
そして、尊敬する先輩や上司のように、物事に公平で、機知に富んだ会話ができ、部下の長所を最大限に伸ばせるような管理職に近づくことが目標です。
入社希望の方へメッセージ
企業を選ぶうえで、相性は大切な要素の一つだと思います。5年後・10年後の働く姿がイメージできるか、選考で接する社員の雰囲気は合うかなど、入社後の視点で考えることをお勧めします。
私は選考の時に対応してくれた採用担当の方々との会話が楽しく、この人達がいる会社で働きたいと思い入社を決めました。その選択は10年以上経った今でも間違っていなかったと思います。
また、当社も含め、企業は想像以上に多種多様な事業を展開しており、業務内容も多岐にわたります。どの部署どの担当になっても、前向きに取り組んでいくという気概を持ち、様々な角度から企業研究をしてほしいです。
就職活動で思い悩むことも多々あると思いますが、ぜひ自分自身に合う企業を見つけてください。もし、その中に当社が入っていれば嬉しいです。近い将来、一緒に仕事ができることを楽しみにしています。