インタビュー社員インタビュー
お客さまの楽しそうな表情を見ると、
こちらも嬉しくなる。2014年入社
技術部スタッフ(車両担当)
- 就業までの経緯
- 2014年3月に大学院(機械工学専攻)を卒業し、入社後は技術部車両課で主に車両検査等の現場作業の業務に約4年半携わる。
2019年7月から主に車両関係の内勤業務を行う現在の部署で業務。
現在の業務について大事なこと、留意していること
車両の設計、改造工事等を担当しています。
3000系車両の車体修理、5000系車両のリフレッシュ工事や、新型6000系車両の設計・検査などについて行っています。鉄道車両は50年以上使うこともあるので、最後まで運用を全うできるようにしっかりとメンテナンスしなければなりません。
特に隠ぺい部については、長年使用しても不具合がないよう、細かな施工管理が欠かせません。そのために、必要な知識を身につけることを心掛けています。
業務におけるやりがい、おもしろさ
自分が工事・修理を担当した車両が、後日元気に運用されて走っているのを見る瞬間や、自分が電車に乗った時に、やりがいを実感できるのがこの仕事ならではだと思います。
また、他社の電車に乗車する機会があると、自分の仕事に関係する部分をついつい色々と観察してしまいます。
もともと電車が好きで、ちょっとマニアックですが走行中のインバーター音なんかを聞くのも好きです(笑)。
困難を乗り越えたエピソード
本線を走行する電車内で故障を修理していた時に、本来であれば早く作業を終えなければならないところ、機器を交換するのに時間がかかってしまい、東二見駅から山陽姫路駅まで作業を続けたことがありました。
焦りと不安を感じながらの作業だったのですが、なんとか修理を終えたあと、先輩に「これで練習になったし、大丈夫やで」と言っていただけたことで気が楽になり、次に同じ機器を交換するときは余裕をもって作業にのぞむことができました。
今後の目標
車両の知識を深めていき、様々なことに対応できるようになりたいです。
定期的なメンテナンスでの工事に関して知識・経験を深めていくことはもちろんですが、不慮の事故等で車両が損傷した場合の復旧は臨機応変な対応が求められます。そのような場合でも対応できるような力を身につけることが目標です。
入社希望の方へメッセージ
総合職の業務は多岐にわたり、いろんな形で地域に貢献できます。
私は車両関係の業務に携わっていますが、毎年開催される鉄道フェスティバルでは車両工場を開放し、来ていただいたお客さまの楽しそうな表情を見てこちらも嬉しくなります。
どの部署に配属されてもそこでの貢献の仕方、やりがいがあります。
ぜひ、皆さんも山陽電車に興味を持ってください!