インタビュー若手社員編 クロストーク

取材当時
M.Tさん
2019年 入社

開発事業本部
(用地管理グループ・事業推進グループ)

T.Kさん
2019年 入社

経営統括本部
(人事担当)

Y.Hさん
2019年 入社

(株)山陽アド出向

T.Cさん
2019年 入社

経営統括本部
(経理担当)

まずは自己紹介をかねて。現在の仕事について教えてください。

T.Kさん
入社後から人事に配属され、給与計算や勤怠管理を2年間担当した後、今年から新卒採用担当と、社員の研修教育を担っています。今回のクロストークは、私から同期のみんなにお願いしまして。同期だからこそできるリアルな話を通して、学生の皆さんに山陽電車の雰囲気が伝わったらいいなと思ったからなんです。
私自身、大学時代は一度地元を離れたのですが、「地域再生」を専攻していたこともあり、将来はまちのためになる仕事がしたいと思っていたので、沿線の自治体と協力しながら地域の活性化に力を入れている山陽電車に惹かれ、入社を決めました。
M.Tさん
私は不動産部門を担う開発事業本部で2つのグループを兼任しています。
「用地管理グループ」で土地の貸付等を、「事業推進グループ」ではマンション建設の際の品質管理を担当しています。最近も、主担当したマンションが竣工したばかりです。
就職活動では、生まれ育った関西からも、大学院まで学んだ「建築」からも離れたくなくて、主にインフラ業界で企業探しを進めて、山陽電車に入社しました。
Y.Hさん
私は、鉄道営業部の営業課に2年間所属した後、今年から、広告を取り扱うグループ会社の山陽アドに出向しました。今は、電車の中吊りポスターや駅看板、グループ会社の山陽バスに掲出する広告のデザイン審査やスケジュール管理を担当しています。
同じく、生まれ育った関西で働きたくて、“地元に貢献できる仕事”に絞って就職活動をしていました。実は、入社時の希望はT.Kさんが担当していたような仕事で…。
一同
(笑)
T.Cさん
T.KさんとY.Hさんは、希望部門が逆に配属されたんだよね。
でも、Y.Hさんがこれまでに担当してきた仕事って、どれも面白そうなイメージがある。
Y.Hさん
たしかに、そうだね。鉄道営業部は山陽電車の中でも核となる部門だから、1年目に部内の予算のとりまとめを担当させてもらえたことで、今後の事業計画など、鉄道事業の大きな流れを学びながら理解できたのが良かった!
2年目以降は、イベントの運営や、現在の山陽アドでの広告の仕事など、お客さまの目に留まるような仕事に新たなやりがいを感じています。
T.Cさん
僕は、入社してから経理に配属され、今年から連結決算担当になりました。
具体的には、山陽電車本体の決算と、各グループ会社の決算をまとめて、「山陽電鉄グループ」としての決算を作成し、開示する仕事。
数字が間違っていると株価にも影響するので、開示資料をWEBサイトにアップロードする瞬間は今でも緊張します。

みなさんが、自身の成長を高めたと思う
出来事を教えてください。

T.Cさん
僕は、やはり連結決算担当になったことですね。山陽電車だけの経理しか見ていなかったところを、親会社である山陽電車を含めて18社もあるグループ全体を見るようになったのは、経験としても大きいです。各社の仕事内容はもちろん、決算の仕方も違うけど、「それぞれがこういう営業努力をしているんだな」というのが分かるのは、とても勉強になりますね。
Y.Hさん
私は、鉄道営業部の営業課時代に、須磨浦公園駅と、当社が保有するレジャー施設の須磨浦山上遊園を繋ぐ「須磨浦ロープウェイ」のリニューアルを記念した、「山陽電車×familiar」のコラボレーションを担当したことです。
今までに担当した沿線イベントとは異なり、山陽電車や須磨浦ロープウェイを利用したことがない、新たなお客さまに興味を持っていただくチャンスにもなる大きなイベント。私も、こんなに大きな企画を担当するのは初めてで。しかも、コラボ企画開始の3月は桜のシーズンということで他のイベントの準備期間とも重なっていて、関係各所との調整が必要でした。

-なかなかハードそうですね…

Y.Hさん
そんな時に、上司や、違うイベントを担当している先輩がフォローしてくださって。
本当に周囲の支えがあったからこそ乗り越えることができました。コラボデザインのステッカーで装飾された電車が駅のホームに入ってくるのを見て、「わー!」と喜んでいる高校生の姿を見た時は、本当に達成感というか、やりがいを感じました。

-これまでの疲れも吹き飛びますね。T.Kさんはいかがですか?

T.Kさん
私は入社1年目の時に、これまでグループ会社が担っていた索道・遊園事業を山陽電車が直営化する、という大きな再編がありました。それにあたり、Y.Hさんの話にもあった、須磨浦山上遊園で勤務されているグループ会社の方を山陽電車に受け入れるために、契約書の作成や手続きを担当することになりまして。

-それは大役ですね…

T.Kさん
当時は主担当だった給与計算や勤怠管理の仕事にやっと慣れてきたかな、という時だったので、とりあえず大きな仕事を任されたことくらいしか分かっていなくて(笑)
でも、先輩が契約内容の見直しを手伝ってくださったり、参考になりそうな過去の資料を一緒に探してくださったりと、たくさんのアドバイスやサポートのおかげでなんとか作成することができました。
山陽電車について日々勉強の連続だったこのタイミングで、一つひとつ理解をしながら手続きを進められたことは、人事担当者としてステップアップに繋がったし、この経験から身につけた探究心は、採用担当になった今でも活きています。

-M.Tさんはいかがですか?

M.Tさん
私が用地管理グループと兼任になったのは、入社してから4ヶ月後から。これまで携わった「建築物」と、切っても切り離せない「土地」のことも併せて勉強できますし、新人の私も、2つの視点で考えながら進めることができるようになったと思います。

-そんなに早くから!

M.Tさん
はい。しかも山陽電車は、神戸から姫路まで鉄道運行のための敷地を保有しており、それに加えて、その周りの所有地や不動産も管理している。これだけの規模の土地を管理して、なおかつ建築も行うというのは、鉄道会社などのインフラならではかなと思います。土地のことを知りながら、建物を建てていくと新しい視野が広がって、仕事への取り組み方も変わるきっかけになりました。

-入社3年目で、みなさんいろんな経験をされていますね。

T.Kさん
そうですね。「山陽電鉄グループ」全体を支えていくために、社としても、社員一人ひとりの総合力を高めていくことを目指しています。

一人ひとりの「総合力」を高める。
働き手としての山陽電車の魅力も、
そのあたりにありそうですね。

M.Tさん
任せて終わりではなく、ちゃんと見てくれているという安心感はあります。
上司との距離感が近いので、相談する機会も多く、心強いです。
T.Cさん
経理の場合、僕が現在担当している連結決算担当以外にも、日々のお金の出入りを管理する出納担当、財務戦略の立案や予算の管理、資金調達を行う財務担当など、いろいろな役割がありますが、大規模な企業だとそれぞれ複数の社員で担当している場合が多いと思います。
山陽電車では、基本的に1~2人ずつ。これの何がいいかと言うと、一年担当すれば、自分の仕事が一通りわかる。仕事や知識が吸収しやすいんです。

Y.Hさん
私は入社前、鉄道会社に対して少し堅いイメージがあったのですが、いざ入社したら社員の皆さんがとても明るくて楽しい方ばかりで。そこが魅力かもしれません。鉄道営業部も山陽アドも、朗らかな方が多いです。現在所属している山陽アドは少数精鋭で取り組んでいることもあり、意見が通りやすいし、アドバイスももらいやすい。風通しのよい環境ですね。
T.Kさん
若いうちから仕事を任せてもらえるというのは、山陽電車で働く上でいちばんの魅力なのかなと思います。悩むこと、苦戦することもありますが、そんな時は必ず周りにいる先輩社員や同期が助けてくれます。私自身、社員のモチベーションにつながるような重要な仕事を1年目から任せてもらえたことで、「自分も会社に貢献できている」と実感しながら仕事ができました。

最後に、就職活動中の学生にエールをお願いします。

M.Tさん
入社前にやりたいと思っていることと、入社した後に感じるギャップをなくすために、このクロストークもそうですけど、先輩社員の話とか、気になる企業の情報はできるだけ集めた方がいいと思います。私自身も就職活動中は、情報収集をしっかりしたので、入社してから大きなギャップを感じることはなかったですね。ぜひいろんなところを見てください。
Y.Hさん
山陽電鉄グループでは、鉄道事業だけなく、不動産、流通、レジャー・サービス業など、多岐にわたる事業があり、その分いろんな仕事と未来への可能性があります。一つの会社にいながら、いろんなことに挑戦したい人は、山陽電車でのびのびと仕事ができると思います。
T.Cさん
僕が鉄道会社を志望したのは、大学時代、ある鉄道会社の方が講義された授業で、鉄道会社は電車を走らせるだけでなく、マンションや商業施設を作り、目的地までを繋ぐ「まちをつくる」仕事だと知ったことがきっかけでした。
優しい先輩社員に教わったおかげで、経理の経験が全くなかった僕でも、こうしていろんな仕事ができています。「電車にあまり興味ないからな…」と思わず、幅広い視野を持って就職活動を楽しんでください。明るくて元気な人と一緒に働けることを楽しみにしています。
T.Kさん
色々な会社を見られるのも就活生の特権だと思うので、まずは業界を絞らずに幅広く企業探しをしてみてください。最終的に「ここで働きたい!」と直感で思える会社かどうかがひとつの判断基準だと思いますし、そうして進めてきた就職活動のゴールがこの山陽電車であれば嬉しいです。このクロストークで、山陽電車の魅力が少しでも伝わっていることを願います。

※社員の所属や掲載内容は取材当時のものです。

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