500年以上の歴史を持つ「亀山御坊本徳寺」。以前は英賀寺内町にあり、英賀御堂・英賀 本徳寺と呼ばれ播磨の浄土真宗布教の拠点として栄えました。1580年 豊臣秀吉による『英賀城攻め』の後、亀山の地に移築され「亀山御坊本徳寺」の名称に。明治の初めに本堂が焼失したため、1873年 京都の西本願寺の北集会所を移築し、現在も本堂としてその姿を残しています。
移築された本堂は、桁行き19間・梁間15間と県下最大の規模を誇り、約5000坪の境内には、英賀御堂から移された「釣り鐘(市指定文化財)」「飾瓦」「法宝物(ほうほうもつ)」や、兵庫県指定文化財の本堂・大広間・庫裡・経堂など、多数の大規模な文化財も。毎月第4日曜日に開催される、朝市・骨董市の「亀山御坊楽市楽座」では、様々なイベントも開催され賑わいを見せています