光ファイバ芯線および管路の貸与サービス
山陽電車では、沿線のIT化・ブロードバンド化に貢献するため、鉄道施設内の光ファイバケーブルの芯線およびケーブルを架(布)設するための電柱(管路)設備を通信・CATV事業者様などへ賃貸しております。
光ファイバケーブル芯線の賃貸
鉄道事業用の沿線光ファイバケーブルの剰余芯線を賃貸いたします。
賃貸区間
西代駅~山陽姫路駅間、飾磨駅~山陽網干駅間
アクセスは各駅の接続箱で可能です。賃貸期間
原則として3年以上(更新可能)
単位芯線数
原則として4芯(1テープ)単位
使用料・保証金
別途ご案内をいたします。
使用料の支払
1年分の賃料を前年度末に一括前払いしていただきます。
施工分界
アクセス回線を含めて弊社敷地外はお客さまにて施工していただき、敷地内は受託工事とさせていただきます。
その他
接続可能なネットワークに阪神電鉄(梅田、難波方面)があります。
詳しくは下記窓口までお問い合わせください。
電柱(管路)の賃貸
光ファイバケーブルなどを敷設するための電柱(管路)設備を、その強度・容量に余裕のある範囲で賃貸いたします。
詳しくは「鉄道施設内の電柱・管路等使用に関する標準実施要領」をご覧いただくか、窓口までお問い合わせください。
お問い合わせ
鉄道事業本部 技術部(電気担当)
TEL:078-940-5201(8:30〜17:30 土・日・祝は除く)
鉄道施設内の電柱・管路等使用に関する標準実施要領
第一種電気通信事業者が光ケーブル等敷設のため、弊社鉄道施設内の電柱・管路の利用を希望される場合、下記の手続きによりお取り扱いさせていただきます。
お問い合わせ窓口
鉄道事業本部 技術部(電気担当)
TEL:078-940-5201
お手続き
こちら(「お問い合わせからご使用までの流れ」)をご覧ください。
標準的な施設使用料・保守料およびその算定方法
使用料は、使用される鉄道施設の建設費、保守管理費、金利、公租公課、土地使用料および弊社利益等を勘案し算定いたします。
また、保守料は、電気通信設備の保守を実施する直営工事費等で算定いたします。電気通信回線設備の保守管理
鉄道施設内の設備は、弊社に保守管理を委託していただきます。
概略調査設計のお申し込みから提供の可否決定までの期間
3ヶ月を標準期間といたします。
調査設計および施工工事に係わる費用の算定方法
請負工事費、直営工事費、諸経費および事務費等を基本に算出いたします。
工事施工契約書締結から使用までの期間
1年から2年の期間といたします。
お断りする事由
総務省「公益事業者の電柱・管路等使用に関するガイドライン」の第3条(貸与拒否事由)等により、お断りすることがあります。
工事発注形態
工事の安全管理および列車運行管理の確保のため、弊社の受託工事といたします。
電気通信回線設備竣工後の設備変更
第一種電気通信事業者からの変更依頼、および弊社の都合による当該設備の変更に必要な工事費用は、全額第一種電気通信事業者の負担といたします。
弊社の免責事項
故意または重大な過失以外は一切の責任は負わないものといたします。
その他
希望される区間の距離、当該区間の鉄道施設の状況、道路・河川等の占用申請期間等により、使用料・調査期間・工事期間等が異なりますので、詳細はご相談させていただきます。
お問い合わせからご使用までの流れ
- 鉄道施設使用区間
- 設置する電気通信回線設備の仕様
- 使用開始時期
- 希望される区間の鉄道施設の状況
- 工事施工方法
- 概略調査設計
- 各種費用(調査費、工事費、使用料、保守料)
- 申込者住所・氏名
- 施設使用区間
- 設置する電気通信回線設備の仕様
- 使用開始期間
- 電気通信回線設備の設置に関する基本協定
- 電気通信回線設備の設置調査および詳細設計工事契約
- 電気通信回線設備に関する工事契約
- 保守料・使用料に関する契約
- 電気通信回線設備の保守・保全契約
お問い合わせ
下記の内容についてお知らせください。
お打ち合わせ
お問い合わせに対して、下記事項等についてお打ち合わせさせていただきます。
概略調査設計のお申し込み
お打ち合わせ後、下記内容を記載した「電柱・管路等使用に関する概略調査設計申込書」をご提出ください。
概略調査設計工事契約を締結後、弊社から調査費をご請求いたします。ご入金確認後、概略調査設計を開始いたします。
概略調査設計工事の結果ご報告
調査終了後、使用の可否・概算工事費・使用料・保守料・使用開始時期等をご提示いたします。お断りさせていただく場合は、その事由をご説明いたします。
施工に関する手続き
調査結果を判断して、工事費・使用料・保守料等を承諾いただければ、下記の契約を締結していただきます。
施工
5項の契約を締結後、弊社から工事費用をご請求いたします。
ご入金確認後、調査および詳細設計工事ならびに実施工事に着手いたします。
なお、実施工事に先立ち、道路・河川等の占用許可書の写しをご提出ください。
書類に不備がある場合、実施工事には着手いたしません。
竣工確認および工事費用精算
工事竣工を確認していただいた後、受託工事費用の精算をさせていただきます。
使用開始
上記すべての処理が完了後、使用していただきます。