インタビュー社員インタビュー

※社員の所属や掲載内容は取材当時のものです。

仲間の知見を持ち寄って解決する、
それがこの仕事の面白さ。
技術部 車両課

就業までの経緯
2014年3月に高等学校(機械工学科)を卒業後、技術部車両課工作班にて、車体の外板修理や車輪交換等の業務に従事。2015年7月から第2車両班に異動し、状態機能検査の業務に従事後、2017年1月より最前線で活動する第1車両班で列車検査および本線での故障対応等の業務を担当。

現在の業務について大事なこと、留意していること

列車検査と本線での故障対応がメインの業務です。
列車検査とは、期間ごとに電車の主要部分について外部より行う検査です。検査を終えた電車は早ければ当日、遅くとも翌日には出庫し、お客さまを乗せて走り出します。そのため、不具合箇所の見落としがあると、電車が出発できなくなりお客さまにご迷惑をおかけしてしまいます。そのため、検査の際は目で見るだけでなく、耳で聞き、鼻で嗅ぎ、手で触って、少しでも多くの情報を取り入れて、安全に走れる状態を保てるよう心がけています。
本線での故障対応とは、走りながら故障部分を直したり、動けなくなった電車を動けるように処置するなどです。本線上での作業は自分自身の安全を確保しながら、お客さまに失礼のないよう細心の注意をもって行います。

業務におけるやりがい、おもしろさ

通勤時や休日に自分が手がけた電車が当たり前のように走っているのを見ると、自分の仕事に誇りを持てます。また、故障した電車の故障箇所の特定、修理作業では仲間と協力しながら解決し、直し上げるということにもやりがいを感じます。トラブルに対して、仲間がいることで複数の知見を持ち寄って解決するおもしろさはこの仕事ならではだと思います。

困難を乗り越えたエピソード

第2車両班に異動した時、それまでは電車にほとんど触れることのなかった仕事から一転し、電車全般を見る仕事になりました。その時はどの機器がどういう役割なのかという以前に、何がどこにあって、どんなものなのかということすらわからず、大変苦労しましたが、先輩方が親切・丁寧に教えてくださったおかげで乗り越えることができました。

今後の目標

これから十数年のうちに、上司や先輩が定年退職されるので、それまでに今まで培われてきた技術やノウハウを一つでも多く吸収し、後輩たちに伝承していくのが今後の目標です。「この人に聞いたら間違いない」という存在になりたいです。

社希望の方へメッセージ

当たり前のように電車が安全に走るということは、我々の日々の努力の成果です。
表舞台に立つことがなく、地味に見えますが、すごくやりがいを感じ、誇りを持てる仕事です。100年以上の歴史のなかで、築き上げてきた地域の皆さま、お客さまとの絆を大切にし、これからも安全・安心してご利用いただける山陽電車を一緒に作っていきましょう。

Occupation職種紹介

鉄道技術員

電気システム課電気システム課
電車の走行に欠かすことのできない電気を供給する電車線や、安全運行を支える踏切・信号などの各種電気設備の保守、管理業務を担います。
施設課施設課
鉄道にとって重要な基盤となる軌道やホーム・トンネル・橋梁といった土木構造物全般の管理を行い、鉄道運行の安全性や快適性を支えています。
車両課車両課
車庫や車両工場で定期的な車両検査、修繕、改良工事などを行います。200両以上に及ぶ車両をメンテナンスし、安全・安心な車両を提供します。

Recruit採用情報