官兵衛生誕の地
1333年、現在姫路城のある地に、赤松則村により砦が築かれたことから歴史は始まります。
時は流れ、官兵衛の祖父・重隆(しげたか)が城主となった翌年の1546年、城内で官兵衛は誕生しました。(50名近い歴代城主の中でも、城内で生まれたのは官兵衛ただ一人)。この日は珍しく姫路が雪一面に覆われた日で、この稀有な現象に家人たちは「英雄誕生、家門繁栄の吉兆」と喜び合いました。その後、1567年に官兵衛は父・職隆(もとたか)より家督を継ぐことに。
そして1580年、播磨を平定した豊臣秀吉が三木城を拠点にしようとした際、官兵衛は秀吉に「姫路の方が交通の便も良いので、姫路城を毛利攻略の足場に」と、この城を惜しげもなく献上しました。
1月5日(日)に放送された大河ドラマの「官兵衛紀行」コーナーでゆかりの地として紹介されました。
〜 日本だけでなく世界の宝 〜
姫路城は1931年に国宝に指定され、1951年には新国宝へ指定。
そして、1993年「美的完成度が我が国の木造建築の最高の位置にあり、世界的にも他に類のない優れたものであること」などが評価され、日本初の世界文化遺産に指定されました。